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だらだらと。
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>昨夜、印刷所の方からメールが届きました。原稿データの方も確認を取るとの事で。ただ、週明けになってしまうとか。
ていうか、もう書店さんに本を納品してしまったんですが…。
あの電話で、印刷結果がああなってしまうのは仕方ないです的な感じだったので、まさか連絡が来るとは思っておりませんでした。来ないより全然良いですが…(電話で待たされた時に確認した上での返答なのかと思ってました。でも5分程度じゃ無理か)
もしかすると何か動きがあるかもしれないので、月曜までは通販を停止してみる事にしました。何も無い可能性もありますが。
書店さんの方はどうしたものか。
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>見ていないかもですが、さりげない私信
文章が6、7割程出来上がったのですが、エロ率0%の話になってしまいました…。キスすらありません。最初から出来上がっているところからはじめればよかったのですが、共通のテーマを達成するので一杯一杯でした…。お二人のエロに期待します!
挿絵はこれからちまちま書こうと思います~。


>ところでいつも文章は、Q/X/エ/ディタというのを使うようになりました。目に優しいと思われる深緑を背景に。縦書きで。



>お慎
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慎吾の部屋へ行くと、さっそくのように、慎吾が大学ノートを差し出してきました。
「書いたからオレ。帰ったら読んでくれよ」
「おお、オレのも渡しとくな」
「お前の日記、何度も読み返した。和己も頑張ってんな、って、オレも頑張れた」
「そっか。良かった。…あれは?」
和さんが指差したのは、以前置いていったコケシでした。
「あれはまぁ…そこそこ」
そこは言葉を濁しました。
「実は今日は違う土産を持ってきた」
「え!や、そんな気ぃ使わなくて良いし…」
和さんが箱の中から取り出したのは、犬張子という昔からある民芸品でした。
「あ、ちょっと可愛い。でも相変わらず和風なんだな」
以前のコケシみたいなのがまた来たらどうしようかと思っていましたが、今回は意外とまともでした。
「じゃあここに飾っとくな」
相変わらず勝手に和さんはコケシの横に犬張子を飾りました。

そうしてその日も、出来る限りイチャイチャして二人は過ごすのでした。
しかし八時頃、慎吾の部屋に一本の内線電話がかかってきました。その時はまだベッドの上で二人は抱き合っていたのですが、鳴り止まない電話に慎吾が切れ、開口一番こう言いました。
「今日は絶対繋ぐなっつーったろーが、あ?埋められてーのかコラ」
以前よりも凄みが増したような気さえする低音で慎吾は相手を静かに威圧します。久しぶりに極道=慎吾の図を目の当たりにしてしまい、暫し固まる和さん。
「は?知らねーよ!来んなっつっとけ」
電話越しの攻防はまだ続いているようです。
「だから来んな!つってんだろーが!おい!…くそっ」
ガチャッと乱暴に慎吾は受話器を下ろし、「兄貴が来る」と一言言いました。
「な、え?うわ、ホントかよ!素っ裸だった和さんは焦ります。慌てて服を身につけ、ベッドの乱れを直し、戸を開けて換気をし、それだけでは足りないと思ったのか、うちわで部屋を扇ぎだしました。
「落ち着けよ和己」
「落ち着いてられるか!万が一にもバレたら大変だろが!主にオレの身が」
「だいじょーぶだって。兄貴なら。さすがにお袋だったら嫌な顔すっかもだけど」
「当たり前だバカ!お前のお袋さんにもしこんな…」
何かを想像してぶるる、と身を震わせました。先ほどまで慎吾に「好きだ」と囁き、身体をわさわさ触っていた人間と同一人物だとはとても思えません。
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ストックが切れました…
一旦休憩いたします。再会は多分、その内だと思うのですが。
>大学同棲本が納品されたので、さっそく開封。


中身確認。


したら、明らかに慎吾と和さんの顔が黄色いんですよ…。
自宅でプリントアウトした表紙と比べても明らかに黄色。
いても経ってもいられず印刷所へ電話。
モニタに映るのと、実際に出力されるのとでは違うので…と、結構待たされて予想通りの答えだったわけですが…でも一言話しておきたかった。
こういう事が無いように、今回は色見本とか送ったほうが良いのかな、なんて考えたりもしたんですよ。でも出力サンプルは、色見本にはいたしません。とサイトに書いてあって。
前回は問題のない肌色だったこともあって、今回も大丈夫かと思って入稿したのですが。まさかの黄色人種状態。(CMYKモードで入稿してます)
せめて、一度出力した際に、明らかに黄色ですけど…という電話の一つも頂けたらと思わずにいられなかったりするのですが。そういう事は出来ないのですかね。
安いので余り文句も言えませんが、出力見本サービス(有料)を利用するしかないのか、と思いました…。
というわけで、二人の肌が黄色くなっちゃってます。すみません。
あぁ凹んだなぁ…。

通販、今日から開始させていただきます。
>ツタヤに行ったら宇/宙/兄/弟が一冊ずつしか置いて無くて、しかもレンタル中で借りられませんでした…。とりあえずス/ティ/ー/ルボー/ルランを借りて読みました。面白かったです。戦闘シーンは正直よくわかんないんですが、ルーシーの話や、過去話が面白いです。ところで、ジャイ/ロのギャグに対して、とことんジ/ョニィは適当に流すというスタンスなんでしょうか。あの無表情さからして。


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そうこうしている内に九時を回ってしまいました。名残惜しい気持ちは二人とも一杯でしたが、門外まで慎吾は和さんを見送ります。そして最後、ぼそりと言いました。
「また、三ヵ月後来てくれよ?」
「当たり前だろーがこの馬鹿!」
軽く和己の頭をはたき、唇に軽いキスを落として、和さんは島崎組の屋敷を後にしたのでした。


再び、慎吾に合えない寂しい日々が始まりました。しかし寂しがってばかりはいられません。きちんと前の向いて突き進まなければいけないと、会いたい時は日記を書いて気を紛らわしたり、勉強に勤しんだりして時を過ごしていきました。
会った時に、慎吾に凄いと言われたくて、テスト勉強に必死に取り組んだり、課題に取り掛かったりしました。
その内段々と、慎吾の為に何が出来るだろうと考え始めます。幸いな事に和さんは経済学部だったので、慎吾が仕事に携わる時は、何かの役に立てるかもしれないと思ったりもしました。
今自分がしている事は、慎吾の為になり、慎吾の為になるという事は自分の為にもなる事だと考え、一層猛勉強に励むのでした。
そうして再び、三ヶ月がたちました。前回ほどではないものの、相変わらず長かった日々に溜息を何度も付きましたが、ようやくその日を迎えることが出来ました。
いまや十月、前回会った時は夏でした。こんな風に長かったら、本当に気持ちが萎えてしまう事があるのかもしれないとまでうっかり考えてしまうのでした。自分には無くても、例えば慎吾の方が。
そんな考えを慌てて打ち消し、前回と同じようにデイバックを担ぎ、屋敷へと向かいます。

丁度九時に呼び鈴を鳴らし、門が開くと、なんと目の前に慎吾がいました。この前と違い、スーツは着ておらず、白いシャツにブルゾンを着込んでいました。
「和己」
少し照れたように、俯きつつも上目に和さんを見ます。可愛く思い、思わず抱きしめた和さんは三ヶ月ぶりの慎吾の感触に感無量でした。
慎吾もまたしがみつきつつ、「今日は何も無かったから、待ってた」と言いました。
「そっか…」
うっかりそれだけの事に涙ぐみそうになった和さん。涙腺が弱くなっちまったのかなと自嘲します。
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そうこうしているうちに、お昼になりました。届いたのはどこぞの高級弁当と一目で分かりそうな代物でした。
届けに来たのは、かの木下君。何だか視線が体中に突き刺さってくる気がしましたが、なるべく気にしないようにしよう、と弁当に向かう和さん。
「しっかし高そうな弁当だなぁ。こんなん良いのか」
「今日は、良いやつ頼んだんだよ」
鮮やかで贅を尽くしたそれは美味しい弁当に、舌鼓を打つ和さんと慎吾。
ご飯を頬張りながら、慎吾が何気なく「オレ、後で風呂入ってくるから。いつがいい?夕方?」と聞いてきました。
一瞬考え、ぶほっとお茶を噴出しそうになった和さん。
「今聞かなくてもいいだろ…」
「だって今思い出したんだよ」
「て、いうか、な、…だ、大丈夫なのか。そういう事して。この部屋の防音とかそういうのはどうなってるんだ」
「大丈夫だって。両隣の部屋には誰もいないから。廊下の前を通ったやつには聞こえちまうかもしれないけど、でも今日はオレの部屋に絶対近づくな!って言ってあるし」
「ホントか…?下手に誰かに聞かれようもんなら、『ウチの坊ちゃんに何さらすんじゃボケェエエ!!』って事にならないか?」
「だーいじょうぶだって~」
にこにこしながら、大した根拠もなさそうに見える慎吾の言葉に、一抹の不安を覚えつつも、一応納得しておいた和さん。

その後、お風呂に入ってきた慎吾と、そりゃもう色々やった和さん。久しぶりだったのでつい張り切りすぎましたが、結果的にお互い大満足でした。
そうなると互いを離しがたくなってくるのが人情ですが、時刻は刻々と時を刻み、七時を回っていました。
「今日、何時までいて大丈夫かな」
「一日一緒にいていんだからさ、12時までいてもいんじゃね?」
「いやさすがにそういうわけにいかないだろ。お前のお袋さんだって、いい顔しないだろうし。九時頃には帰らねえと」
「九時って早くね?後二時間しかねえよ。次会えるの三ヵ月後なのに。10月だぜ?」
「仕方ない。約束したことだから」
慎吾は不満そうでしたが、仕方なく了承しました。
暫くすると再び木下君が運んできた夕飯を食べ、一息ついた二人。
「後ちょっとだ。こうしてられるの。…お前の顔よく見とこ」
そう言って、和さんの顔を間近で覗き込む慎吾。更に顔をベタベタ触ってきます。
「おい。んな顔触る必要ねえだろ」
「だって。忘れないように。感触とか」
「それならさっき二人で触っただろ。…色々と」
「そうだけどさぁ…」
頬を触り、額を触り、鼻の頭を撫で、唇を撫で、首筋の匂いを嗅ぎ、擦り寄って抱きついてきた慎吾。
和さんも抱き寄せます。
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毎日載っけていたら、ストックもすぐに尽きそうです。
そんなに時間がかかるような話でもないのですが。
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