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だらだらと。
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>見ていないかもですが、さりげない私信
文章が6、7割程出来上がったのですが、エロ率0%の話になってしまいました…。キスすらありません。最初から出来上がっているところからはじめればよかったのですが、共通のテーマを達成するので一杯一杯でした…。お二人のエロに期待します!
挿絵はこれからちまちま書こうと思います~。


>ところでいつも文章は、Q/X/エ/ディタというのを使うようになりました。目に優しいと思われる深緑を背景に。縦書きで。



>お慎
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慎吾の部屋へ行くと、さっそくのように、慎吾が大学ノートを差し出してきました。
「書いたからオレ。帰ったら読んでくれよ」
「おお、オレのも渡しとくな」
「お前の日記、何度も読み返した。和己も頑張ってんな、って、オレも頑張れた」
「そっか。良かった。…あれは?」
和さんが指差したのは、以前置いていったコケシでした。
「あれはまぁ…そこそこ」
そこは言葉を濁しました。
「実は今日は違う土産を持ってきた」
「え!や、そんな気ぃ使わなくて良いし…」
和さんが箱の中から取り出したのは、犬張子という昔からある民芸品でした。
「あ、ちょっと可愛い。でも相変わらず和風なんだな」
以前のコケシみたいなのがまた来たらどうしようかと思っていましたが、今回は意外とまともでした。
「じゃあここに飾っとくな」
相変わらず勝手に和さんはコケシの横に犬張子を飾りました。

そうしてその日も、出来る限りイチャイチャして二人は過ごすのでした。
しかし八時頃、慎吾の部屋に一本の内線電話がかかってきました。その時はまだベッドの上で二人は抱き合っていたのですが、鳴り止まない電話に慎吾が切れ、開口一番こう言いました。
「今日は絶対繋ぐなっつーったろーが、あ?埋められてーのかコラ」
以前よりも凄みが増したような気さえする低音で慎吾は相手を静かに威圧します。久しぶりに極道=慎吾の図を目の当たりにしてしまい、暫し固まる和さん。
「は?知らねーよ!来んなっつっとけ」
電話越しの攻防はまだ続いているようです。
「だから来んな!つってんだろーが!おい!…くそっ」
ガチャッと乱暴に慎吾は受話器を下ろし、「兄貴が来る」と一言言いました。
「な、え?うわ、ホントかよ!素っ裸だった和さんは焦ります。慌てて服を身につけ、ベッドの乱れを直し、戸を開けて換気をし、それだけでは足りないと思ったのか、うちわで部屋を扇ぎだしました。
「落ち着けよ和己」
「落ち着いてられるか!万が一にもバレたら大変だろが!主にオレの身が」
「だいじょーぶだって。兄貴なら。さすがにお袋だったら嫌な顔すっかもだけど」
「当たり前だバカ!お前のお袋さんにもしこんな…」
何かを想像してぶるる、と身を震わせました。先ほどまで慎吾に「好きだ」と囁き、身体をわさわさ触っていた人間と同一人物だとはとても思えません。
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ストックが切れました…
一旦休憩いたします。再会は多分、その内だと思うのですが。
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