だらだらと。
「ようこそいらっしゃいました。河合さん、でしたかしら?」
エライ美人で若々しい慎吾母の笑顔に迎えられる和さん。
極妻の映画からそのまま出てきたようなたたずまいに、圧倒されるやら感心するやらしつつも、姿勢を正してご挨拶。
「はい、初めまして。河合和己、と申します」
笑顔から一転、無表情になる慎吾母。
「一吾(←慎吾兄の名前)からお話は伺いました。ウチの慎吾とお付き合いをされているとか」
「はい」
「学生時代は、恋愛ごとも御座いますでしょう。しかし既に慎吾は家業を手伝う身です。職種も職種ですし。そう簡単に、お付き合いを認めるわけにはいきません。何しろ貴方は男性ですしね」
「…はい」
「残念ですが、別れていただけるかしら?」
「ちょ、待てよ!んな簡単に、別れるとか。オレ和己が好きなんだよ!凄い、有り得ねえぐらい好きなんだって!」
そんな慎吾を一瞥し、「貴方は?」と問う母。
「私もです。大人からみれば青臭いと思われるでしょうが、心から慎吾が好きです」
「そうですか。しかし我々は世間で言われるところの極道です。問題は貴方だけではなく、ご家族にも及ぶ事はご理解しておられますかしら」
「…正直に言いますと、今日初めて、慎吾の家がこういう家業である事を知ったばかりで、混乱している部分があります。ですので何か今、結論を出せと言われても私には難しいです」
「若いのに随分落ち着いた物言いをされるのね」
「それだけが取り得なんです」
「ほほほ。とりあえず、今日のところはお引取り下さいませ。お考えがまとまられたら、改めてお話をお伺いいたします」
「分かりました」
------------------------------------
なんか展開がシリアスに?
てか、長引きそうな予感。てか極道物とか読んだ事も無いので良く分かりませんよ。
ゲームの「街」をやった事があるぐらいで。
>M様
拍手コメント有難う御座います!
なんだか続いてしまいました(^^;
続くのは良いのですが、特に終わりが見えてないところが問題です…。
こんなのでも、楽しんで頂けてたら幸いです。
エライ美人で若々しい慎吾母の笑顔に迎えられる和さん。
極妻の映画からそのまま出てきたようなたたずまいに、圧倒されるやら感心するやらしつつも、姿勢を正してご挨拶。
「はい、初めまして。河合和己、と申します」
笑顔から一転、無表情になる慎吾母。
「一吾(←慎吾兄の名前)からお話は伺いました。ウチの慎吾とお付き合いをされているとか」
「はい」
「学生時代は、恋愛ごとも御座いますでしょう。しかし既に慎吾は家業を手伝う身です。職種も職種ですし。そう簡単に、お付き合いを認めるわけにはいきません。何しろ貴方は男性ですしね」
「…はい」
「残念ですが、別れていただけるかしら?」
「ちょ、待てよ!んな簡単に、別れるとか。オレ和己が好きなんだよ!凄い、有り得ねえぐらい好きなんだって!」
そんな慎吾を一瞥し、「貴方は?」と問う母。
「私もです。大人からみれば青臭いと思われるでしょうが、心から慎吾が好きです」
「そうですか。しかし我々は世間で言われるところの極道です。問題は貴方だけではなく、ご家族にも及ぶ事はご理解しておられますかしら」
「…正直に言いますと、今日初めて、慎吾の家がこういう家業である事を知ったばかりで、混乱している部分があります。ですので何か今、結論を出せと言われても私には難しいです」
「若いのに随分落ち着いた物言いをされるのね」
「それだけが取り得なんです」
「ほほほ。とりあえず、今日のところはお引取り下さいませ。お考えがまとまられたら、改めてお話をお伺いいたします」
「分かりました」
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なんか展開がシリアスに?
てか、長引きそうな予感。てか極道物とか読んだ事も無いので良く分かりませんよ。
ゲームの「街」をやった事があるぐらいで。
>M様
拍手コメント有難う御座います!
なんだか続いてしまいました(^^;
続くのは良いのですが、特に終わりが見えてないところが問題です…。
こんなのでも、楽しんで頂けてたら幸いです。
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