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だらだらと。
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『違う、昨日の子は彼女とかじゃねえ
だって、彼女いないって言ってたし。あいつがオレに嘘つくはずねぇし
別にオレを見て欲しいわけじゃない
そこまで望まないから、誰も見ないでいてくれ
卒業するまでは』

昨日、たまたま街で和さんが女の子と歩いているのを目撃してしまい、激しく動揺の片思い慎吾。
しかし、二週間ほど前には『彼女なんて全然だ』みたいな話を聞いたので、己の中で違うと言い聞かせる慎吾。
しかし、部活終わりにさり気なく話を持ち出すと、
「実は少し前に話す機会があったんだけど、凄い意気投合しちゃってな。トントン拍子に付き合うみたいなことになっちまって」
と照れながらあっさり言う和さん(酷)
「マジかよ和己ー!」と、冷やかしたりひがんだり他の部員がする中、暫し放心状態に陥る慎吾。
が、すぐに何とか我に帰って、一緒にその輪に加わるものの、早くその場を後にしたくて、山ちゃんを伴って先に部室を後にする慎吾。

その山ちゃんはというと、驚異的な洞察力でもって慎吾の想いは既に了解済み。
「何だよ…野球でそれどころじゃねえって言ってたくせに…」
つい泣き言を言う慎吾。
「こんな辛いとか思ってなかった。もう何か駄目だオレ」
ただ慎吾の独白を聞きつつ、「大丈夫だよ慎吾」と励ましの言葉をかけるものの
「無理だ。辛くてやってらんねぇ。山ちゃんオレと付き合って」
混乱状態の中で誰かに寄りかかって少しでも痛みを和らげたくて、そんな事を言ってしまう慎吾。
しかし、
「いいよ」
と返す山ちゃん。
「…マジで?」
と驚きつつも、差し伸べられた手に縋る慎吾。
「大丈夫だよ慎吾、オレがずっといるから」


という、山島展開になっちゃった突発ネタ。
慎吾の顔が全く安定しません。
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