忍者ブログ
だらだらと。
| Admin | Res |
<< 01  2025/02  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28    03 >>
[66]  [67]  [68]  [69]  [70]  [71]  [72]  [73]  [74]  [75]  [76
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「ようこそいらっしゃいました。河合さん、でしたかしら?」
エライ美人で若々しい慎吾母の笑顔に迎えられる和さん。
極妻の映画からそのまま出てきたようなたたずまいに、圧倒されるやら感心するやらしつつも、姿勢を正してご挨拶。
「はい、初めまして。河合和己、と申します」
笑顔から一転、無表情になる慎吾母。
「一吾(←慎吾兄の名前)からお話は伺いました。ウチの慎吾とお付き合いをされているとか」
「はい」
「学生時代は、恋愛ごとも御座いますでしょう。しかし既に慎吾は家業を手伝う身です。職種も職種ですし。そう簡単に、お付き合いを認めるわけにはいきません。何しろ貴方は男性ですしね」
「…はい」
「残念ですが、別れていただけるかしら?」
「ちょ、待てよ!んな簡単に、別れるとか。オレ和己が好きなんだよ!凄い、有り得ねえぐらい好きなんだって!」
そんな慎吾を一瞥し、「貴方は?」と問う母。
「私もです。大人からみれば青臭いと思われるでしょうが、心から慎吾が好きです」
「そうですか。しかし我々は世間で言われるところの極道です。問題は貴方だけではなく、ご家族にも及ぶ事はご理解しておられますかしら」
「…正直に言いますと、今日初めて、慎吾の家がこういう家業である事を知ったばかりで、混乱している部分があります。ですので何か今、結論を出せと言われても私には難しいです」
「若いのに随分落ち着いた物言いをされるのね」
「それだけが取り得なんです」
「ほほほ。とりあえず、今日のところはお引取り下さいませ。お考えがまとまられたら、改めてお話をお伺いいたします」
「分かりました」
------------------------------------
なんか展開がシリアスに?
てか、長引きそうな予感。てか極道物とか読んだ事も無いので良く分かりませんよ。
ゲームの「街」をやった事があるぐらいで。


>M様
拍手コメント有難う御座います!
なんだか続いてしまいました(^^;
続くのは良いのですが、特に終わりが見えてないところが問題です…。
こんなのでも、楽しんで頂けてたら幸いです。
PR
「なぁ和己…今日、泊まってかねぇ?」
「え」
次に案内された、畳15畳はあろうかという慎吾の部屋で、そんな事を寄り添われながら言われる和さん。
「だって一ヶ月も離れてたじゃん。もう色々限界っつーか、ぶっちゃけツっこまれたい」
ぶっちゃけすぎだろう。
というか、ついさっき東京湾に沈められるとかそういう話をされたばかりなのに何を言い出すんだこのお坊ちゃまは。
「なぁ…ダメなのかよ…つか、その気になんねえの?」
組の構成員だらけのこの屋敷でその気になれという方が難しい。というか、慎吾の兄貴の言葉ですっかりオレのナニは萎えている。
「…やっぱ引いたよな、そりゃそうだよな。ヤクザとか有り得ねぇし」
「そ、そんな事無い、ぞ?」
「ホントに?」
「本当だ。さっきも言ったろ。お前はお前なんだ、慎吾」
「和己…」
「慎吾」
見詰め合って抱き合い、やがてキスに発展し、そのままなだれ込もうとした瞬間、鳴る内線電話。
がばりを身を起こし、電話を取り上げるなり
「邪魔すんなつったろーが殺すぞ!!」
と罵声の慎吾。
そして我に返る和さん。
「え、お袋が?」
----------------------------
とかって、唐突に始まって唐突に切りました…。
反応を頂いてしまったので調子付いて続きを。

兄貴に紹介すると連れて行かれたのが広間。
そこにはスーツを着込んだ慎吾似の男前な兄(後継者)が。
和さんとの関係とこれまでの経緯を簡単に話す慎吾。

「河合君、だったよね」
「あ、はい」
「ずばり聞くけど、慎吾とはヤったのか?」
「…は?」

あまりの質問に固まる和さんを尻目に、「んな事聞くなよ、デリカシーねぇな~。つか、付き合ってたらさ~ヤるじゃん、な?」なんて言いつつ嬉しそうに腕を組んでくる慎吾。

「河合君、この事が親父の耳に入るとちょっと面倒な事になる」
「面倒な、事、というと…?」
「仮にもウチの慎吾が、どこの馬の骨とも知れねぇ野郎に、事もあろうに掘られたとあっちゃあメンツに大きく関わってくる。つまり、河合君には最悪、東京湾に沈んでもらう事になる」
「…はい?」

今度こそ完全にフリーズする和さんを尻目に、「馬の骨じゃねえよ!和己はオレの男なんだって!」などとどこか緊張感の無い声で、事の重大さを理解してなさげ気な抗議する慎吾。

「とにかく、この話はここだけにしとけ。良いな、慎吾」
「え、でもオレ、他の奴らの前で和己に抱きついちまったんだけど」
「てめぇ…あれ程軽率な行動取るなつったろーが!どうして後先考えねえんだ あぁ?!」
「一ヶ月も連絡すら取れなかったんだぞ?兄貴が仕事を手伝えとか言うからだろーが!何で跡取りでもねえオレまで縛られなきゃなんねーんだよ。ザケんな!!」
「それは了承済みだっただろーが!蒸し返すんじゃねえこのボケ!」
「あぁ?!何だコラ、上等だ表出ろや!!」

そこから殴り合いの壮絶な兄弟喧嘩が始まってしまい、何でこんな事に…と遠い目になる和さん、とか。
それにしてもタイトルがアレですよね。このネーミングセンスを何とかしたいです。


>瑞稀様
拍手コメント、有難う御座いました!
和→島も書いた事が無かったのですが、書いたら全く違う展開になりそうかなと思います。でもハッピーエンドが基本で。

>M様
反応と励ましのお言葉を頂き有難う御座います(^^)
つい嬉しくて続きなんか書いてしまいました。
一応、跡取りは慎吾の兄なのですが、右腕的に慎吾が支える構図になります。
そこに和さんがどう絡むか、みたいなのを考えていても書けるかは別ですが(^^;
本は今日、発送致しましたので、暫しお待ちくださいませ~

>T様
楽しみにして頂いて本当に有難う御座います。
本を発送致しましたので、到着まで暫し、お待ちくださいませ。
パラレル和島とかどうですか。
ちなみに今日妄想したのは、慎吾の家が極道。
和さんとは出来上がってる設定で。
高校を卒業し、大学へは進学せずに家業の手伝いをするという慎吾。
しばらくは修行があるので、あまり会えないと言われるが、会えないどころか連絡も途絶えて早1ヶ月。
どうにも心配になり、住所録を頼りに慎吾の家を目指す和さん。
実は一度も慎吾の家に訪れた事が無く、慎吾もどこか拒否ってるようだったので特にツッコまなかったものの、ついてみれば和風平屋のデカイ屋敷が目の前に。
しかも門の前に、見張りのようなゴツいお兄さんが2人いたりとか。

一方の慎吾。
河合和己という男が尋ねて来たと知らされ、慌てふためく。
引かれたらどうしようと今まで言っていなかった為、焦るが、そこに和さん登場。
一ヶ月も会っていなかったので、顔を見た瞬間、舎弟が並ぶ中で和さんの胸に飛び込んでしまう慎吾。
「和己ぃ…!」
感極まって、顔をうずめる慎吾を尻目に
「えええええ?!坊ちゃんマジっすか!」
と発した舎弟Aに、スリッパを全力で投げつけ(どこに持ってたんだとかナシで)、
「坊ちゃん言うなって何度言や分かんだこのボケ!!テメーの頭はトリ頭か!?だからいつまで経ってもテメーはタコスケだっつーんだよ!死んどけやカスが!」
と、今しがた切ない表情で胸に飛び込んできた慎吾と同一人物とは思えない形相で怒鳴った慎吾に驚愕の和さん。
「すんません!」
と悲壮な表情で平謝りの舎弟A。
しかしそこではっとして和さんを見、
「ゴメ…びっくりしたよな。オレ…」
打って変わってしゅんとする慎吾。
「いや…そりゃびっくりしたけど、でも、お前はお前、だし」
「和己、オレこんなだけどやっぱ好きなんだよ。離れててマジで辛かったんだよ…」

みたいな。
こう、極道な慎吾と、和さんの前での慎吾がギャップ有り過ぎな感じでどうでしょう的な。
別ジャンルの方のマンガをパソコンでやってますが、そっちは女性向けでもなんでもないわけですよ。
ちょっと萌が足りません。
というか、イラストだらけのマンガってシロモノは本当に描くのに時間がかかりますね~

萌のモトがどこかに落ちてないかと探索の旅にでも出ようかと…
妄想にも限界があって(笑)

妄想といえばですね、ずっと可愛め慎吾を書いてきたせいか、全く逆のものを妄想し始めてます。
つまり、可愛くない慎吾&可愛そうな和さん、みたいな。
可愛くないどころかちょっと酷いぐらいの。
最初は、和→島なわけですよ多分。(多分?)

とりあえず、こんな感じで。何か和さんが情けない感じになっちゃって、受け付けない方はご遠慮くださいね~
---------------------------------------
「あの、さ、オレ、お前の事好きなんだ」
「…お前が?マジで?へぇ、そりゃ凄ぇな」
「……」
「…で?」
「え」
「それで、どうしたいわけ」
「あ、いや、勿論お前は迷惑だろうけど、オレの気持ちを言っておきたくて」
「そんだけ?言っておきたくて、そんで満足した?」
「…満足、とは言えないけど」
「何で。言いたかったって目的達成したんだろ」
「…お前が好きだから、出来たら付き合えたらと思うよ。何が満足かと言われたら、それが一番オレにとっては良いよ。でも無理だろ」
「お前さー、何か言ってる事ウゼーんだけど。でも無理だからとかさ。なんも努力もしてねーだろが。オレが好きだっつーんなら、何か頑張ろうとか思わねーの」
「頑張って何とかなるなら、何だってする」
「じゃあさ、オレを振り向かせる努力ぐらいしたらどうなんだよ。女の子とかさ、超頑張ってんじゃん。一生懸命可愛くなろうとしたりさ、気に入られようとしたりさ。別にお前に可愛くなれとか言わねーけど。何もしないで終わりとか、何か全然伝わってこねーんだけど。オレが好きとか」
「……そうだな」
「じゃ、オレ行くわ」
「……」

「あ、のな、慎吾、一緒にメシ、食わねえか…?」
「…別に良いけど」
「屋上、でも良いか」
「いーよ」

「で、ただココにメシ食いに来たのかよ。さっきからずっと無言とかどうなんだよ。用も特に無えなら、オレ帰って良い?もう食い終わったし」
「あ、待ってくれ…、話しようと思ったんだ…」
「何を」
「…特に用事ってワケじゃねえんだけど。あ、っと、昨日も言ったけど、オレはお前が好きで。何で好きかつったら上手く言えねえけど、いつのまにか凄い好きんなってたんだ。普通有り得ねえと思うけど。オレもビックリして。つか、それはいいんだけど、……えっと、お前は凄く、なんて言うか…」
RRRRR……ピッ
「もしもし。…あー、今屋上でメシ食ってたんだよ。…今から?良いけど。…分かった、じゃな。和己、悪いけどオレ行くわ」
「あ、あぁ…」

(…オレってバカだな。ロクに何喋って良いかも分からない。その前に、期待しちまってる辺りがバカなのかな…。でも努力しろって言われたら。それで本当にどうにかなるなら何だって出来ると思うんだ。でも慎吾は全然読めない。特に意味無かったのか…?)
---------------------------------------
という、酷い慎吾なんですけど。
取り敢えず勇気を振り絞って和さんが告白するものの、慎吾はそれで?みたいな。
お前がオレを本気で好きとか面白そうだから、ちょっと口説いてみろよ的な。
すみません…

でも多分最終的にはハッピーエンドに!持っていけるというか、持っていきたいわけですよ。
いえでも続き書こうとかそういう予定は無いんですけども。
カレンダー
01 2025/02 03
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28
バーコード
ブログ内検索
アクセス解析

Powered by Ninja Blog    Material by mococo    Template by Temp* factory
Copyright (c)3足のワラジ All Rights Reserved.


忍者ブログ [PR]