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だらだらと。
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「おう、初めて見る顔だな。新入りか?」
厳かに法要が執り行われた後、部屋を変えて行なわれた会食会が進む中、末席でちびちびとビールを啜っていた和己に、声をかける男性がありました。どこぞの組の幹部や組員連中に忙しなく杓をしてまわり、改めて会社の新年会などとは全く違う緊張感に晒されながらもようやく自分の席に落ち着いたと思いきや今度は声を掛けられて、どうにも落ち着けない時間でした。
「島崎組の河合と申します」
「珍しいなぁ。島崎さんが新入り入れるとはな。よっぽど見込まれたのか?」
複雑すぎる事情はとても話せないので、「そんなわけでは…」と恐縮しつつも言葉を濁すしか出来ません。
「まあまあ、硬くなるな兄弟」
と、空いていた隣の座布団にどっかりと座るその男はガタイが良く、年のころは五十といった所でした。しかし何より、大物臭が漂う鷹揚さに腰が引けそうになります。そのままとっくりを傾けられ慌てて杯を差し出し、すぐに返杯します。この調子では今日はどれだけ飲む事になるのだろうと内心思いつつ、酒に弱くなくてよかったと安堵します。この世界は、酒に弱いようではやっていけないようでした。
「島崎さんは安泰だろう?一吾さんは立派な跡継ぎだし、次男の…慎吾君か。ウチの馬鹿息子に比べたら雲泥の差だ」
この一言で、組長らしい事が察せられ、慌てて座ったまま後ずさりし、入ったばかりの未熟者で誰かを知らなかった旨を平伏しつつ詫びます。色んなところから嫌な汗が流れっぱなしでした。
「いやいや、遅れたが下総組をな、やってるモンだ」
ほらもう一杯、と更にとっくりを差し出され、恐れおののきつつも飲み下します。もはや酒の味も分からなくなっているのでした。
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和さんと慎吾が出てる意外はもはや唯のオリジナルになっちゃってますよね・・・。


>今月の振りが立ち読みできました。ジャイ/キリは5~7巻読みました。1巻から読みたい…。絵柄が結構かわいいですね。ミニになった時とか。
モー/ニングの事は忘れてました。
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