だらだらと。
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少しの沈黙の後、「就職したらしいけど」と答えます。
「ふうん、そうなんだ。どこに?」
「や、あんま詳しくは知らね」
「和己とさ、結構仲良かったじゃん。でもやっぱそんな連絡取ってないの?」
「あー、あんまな。つか、オレがコレだからさ。誰とも殆ど連絡取らなかったし」
「それって辛いでしょ」
「…まーな。誰とも連絡をロクに交わさないってのはやっぱな、寂しくないっつったら嘘になるけど」
「じゃなくて、和己と連絡取れないのが」
「…何が?」
再び和己の名前を出されてひやりとしますが、表面上はあくまで取り繕います。
「慎吾はさ、ずっと和己の事が好きだったんじゃないかなと思ってた。なんとなく、そんな気がしてた、ずっと」
「意味分かんねーし、唐突だし、マジで何言ってんの?」
暫く、山ノ井と慎吾は沈黙したまま互いの顔を見詰め合っていました。しかし「まーいーや」と山ノ井はあっさり目線を外しました。慎吾はといえば、まあいい、どころの話ではありませんでした。一体どこまで感付かれているのか空恐ろしくなります。山ノ井が人一倍洞察力に優れていて、たまたま気付かれただけにしても、何かをうっかり口にすれば、そこを鋭く指摘してきかねません。山ノ井は、慎吾が会わなかった六年の間に、”ただの恐ろしい山ちゃん”から”恐ろしくて天敵の職業についた脅威の山ちゃんに”変貌してしまったようでした。
「でもさぁ、なんか運命的だよねぇ」
今の緊張感をあっさり崩して、ついでに格好も崩して(部屋のラグに足を大いに伸ばして)のんびりと言います。
「オレが警官、慎吾が極道。こういうの小説かなんかで読んだ事ある。旦那は警官、妻は泥棒!みたいな。…あ、慎吾今度警視庁来る?カッコ良く働くオレの姿に惚れるかも」
「惚れるか!つうか行くかよ!何でヤクザが警視庁だよ。ノコノコ何しに行くんだよ。捕まりにか?!」
「そんなムキにならなくてもいいんじゃん。オレだってココに来てんだし」
「そこがおかしいだろまず!あのさ、何あっさりと敵地に見学に来てんの?うっかりツッコみ忘れてたけど!他の奴らに行き会わなかったから良かったけど、もしかしたら山ちゃんの顔知ってる奴がいるかもだろ。オレが警官と繋がってるとか疑われたらどうすんだよ。ウチの今のウリはクリーンなヤクザだからな?!」
「慎吾落ち着いてよも~、ていうか、全然喋らないと思ったら急に喋るようになったね。ようやく調子戻ってきた?」
目の前の山ノ井の頭を叩いて今にも追い出したい気持ちに駆られます。
「それにしてもクリーンなヤクザか。ヤクザがクリーンとか、既にヤクザじゃなくない?」
はっとします。うっかりいつもの調子でツッコんだ所を突付かれて我にかえりました。この流れで、一体何をやって生計を立てているかなどという所に話が行きかねない状況でした。
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山ちゃん、まだ暫く引っ張るかと。
>エコ/ポイン/トの申請を行なおうとしているのですが、レコーダーの方の申請書類作成が上手く行かずイライラきてます。
間違いなく対象商品なのに、型番が間違っているとの表示がどうしても出ます。
保証書に印字されたとおりに打っているのに。
(液晶テレビの方は問題なかった)
まさか印字ミスなのか?とメーカーに問い合わせようにも、何度やっても繋がらず。
サポートの人数が足りてないんじゃないですか…?と。
ああもう面倒だヨ…疲れたヨ…
少しの沈黙の後、「就職したらしいけど」と答えます。
「ふうん、そうなんだ。どこに?」
「や、あんま詳しくは知らね」
「和己とさ、結構仲良かったじゃん。でもやっぱそんな連絡取ってないの?」
「あー、あんまな。つか、オレがコレだからさ。誰とも殆ど連絡取らなかったし」
「それって辛いでしょ」
「…まーな。誰とも連絡をロクに交わさないってのはやっぱな、寂しくないっつったら嘘になるけど」
「じゃなくて、和己と連絡取れないのが」
「…何が?」
再び和己の名前を出されてひやりとしますが、表面上はあくまで取り繕います。
「慎吾はさ、ずっと和己の事が好きだったんじゃないかなと思ってた。なんとなく、そんな気がしてた、ずっと」
「意味分かんねーし、唐突だし、マジで何言ってんの?」
暫く、山ノ井と慎吾は沈黙したまま互いの顔を見詰め合っていました。しかし「まーいーや」と山ノ井はあっさり目線を外しました。慎吾はといえば、まあいい、どころの話ではありませんでした。一体どこまで感付かれているのか空恐ろしくなります。山ノ井が人一倍洞察力に優れていて、たまたま気付かれただけにしても、何かをうっかり口にすれば、そこを鋭く指摘してきかねません。山ノ井は、慎吾が会わなかった六年の間に、”ただの恐ろしい山ちゃん”から”恐ろしくて天敵の職業についた脅威の山ちゃんに”変貌してしまったようでした。
「でもさぁ、なんか運命的だよねぇ」
今の緊張感をあっさり崩して、ついでに格好も崩して(部屋のラグに足を大いに伸ばして)のんびりと言います。
「オレが警官、慎吾が極道。こういうの小説かなんかで読んだ事ある。旦那は警官、妻は泥棒!みたいな。…あ、慎吾今度警視庁来る?カッコ良く働くオレの姿に惚れるかも」
「惚れるか!つうか行くかよ!何でヤクザが警視庁だよ。ノコノコ何しに行くんだよ。捕まりにか?!」
「そんなムキにならなくてもいいんじゃん。オレだってココに来てんだし」
「そこがおかしいだろまず!あのさ、何あっさりと敵地に見学に来てんの?うっかりツッコみ忘れてたけど!他の奴らに行き会わなかったから良かったけど、もしかしたら山ちゃんの顔知ってる奴がいるかもだろ。オレが警官と繋がってるとか疑われたらどうすんだよ。ウチの今のウリはクリーンなヤクザだからな?!」
「慎吾落ち着いてよも~、ていうか、全然喋らないと思ったら急に喋るようになったね。ようやく調子戻ってきた?」
目の前の山ノ井の頭を叩いて今にも追い出したい気持ちに駆られます。
「それにしてもクリーンなヤクザか。ヤクザがクリーンとか、既にヤクザじゃなくない?」
はっとします。うっかりいつもの調子でツッコんだ所を突付かれて我にかえりました。この流れで、一体何をやって生計を立てているかなどという所に話が行きかねない状況でした。
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山ちゃん、まだ暫く引っ張るかと。
>エコ/ポイン/トの申請を行なおうとしているのですが、レコーダーの方の申請書類作成が上手く行かずイライラきてます。
間違いなく対象商品なのに、型番が間違っているとの表示がどうしても出ます。
保証書に印字されたとおりに打っているのに。
(液晶テレビの方は問題なかった)
まさか印字ミスなのか?とメーカーに問い合わせようにも、何度やっても繋がらず。
サポートの人数が足りてないんじゃないですか…?と。
ああもう面倒だヨ…疲れたヨ…
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