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だらだらと。
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 慌てて慎吾が布団に潜り込むのと、襖が開くのは同時でした。
「何だ?寝てんのか?」
了解も得ずに入ってきたのは兄貴分の久保でした。右手に一升瓶、左手にはコップを持っています。大声で否応無く睡魔の海から覚醒させられた和己はギョっとします。慎吾が隣に寝ているのです。三下の自分の部屋に、若頭である慎吾が居るだけでもまずいのに、一緒の布団で横になっているなんて事がバレてしまったら大事でした。半身を起こしつつ、早く久保に出て行ってもらうしかないと、疲労しきった頭で考えます。
 一方の久保は、和己の隣にもう一人分、布団が膨らんでいる事に気付いたようでした。
「何だお前!女連れ込んでんのか!」
この場は肯定するしかありません。それ以外に言い様もありません。「実はそうなんです。すみません」と冷や汗を浮かべながら謝罪します。久保はというと、「オレん時はそんな事は許されなかった」だの、「オレなんて二年もご無沙汰なのに生意気だ」だのと愚痴を並べます。このような場面に遭遇しても、出て行くどころかどっかりと畳に腰を下ろして酒を飲み始める始末です。
 そしてひとしきり愚痴を言った後は、和己の連れ込んだ女に興味を抱いたようでした。「ちょっとぐらい見せてくれてもいいだろ」なんて食い下がってきます。和己が懸命に辞退すると、そんなにイイ女なのか、と言い出しました。
「いえ、普通です」
そんな風に返すと、脇腹を布団に潜り込んだ慎吾に思い切りつねられました。
「痛って!」
つい声を上げてしまったのでした。
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>アイ/シールド/21最終巻読みました。最後まで少年漫画の王道、といった感じでした。
やはり本誌よりも、新たに書き加えられた部分があったので良かったです。
が、かつてのチームがバラバラになったのが少々残念でもありましたが。
やっぱり、チームにそれぞれの特色があったので。
気になったのは雲水でした。性格が良く分からなくなっちゃったというか、あんな軽い喋りをするキャラだったかなと。三枚目の匂いすら感じました。
個人的には神龍寺の雲水が好きだったんですよね。
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