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だらだらと。
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>お慎の過去ログを遡ってもらうのも面倒なのではと1~9をとりあえず纏めてアップしてみました。が、さすがにアレな文章は修正したりしました。

>「慎吾と和己は同居する」が、いまいち需要が無さげです。
これまでのシリーズの本から徐々に、より文章らしいものをと意識して書いていたつもりなのですが、もしや逆に退化していたのかと心配になってきました。
小説とかってホント分かりません。イラストだったらまだ、あ、ここが変だ!と後からでも気付いたり出来るのですが。正に手探りです。
来年の三人誌用の話しにしても、苦戦してる割に面白くなかったりして…という不安の種が、沢山頭に植え付けられてるだけじゃなく、発芽しまくりなのですが。

何事に関しても、私は最初が一番テンション高くて、徐々に下がっていくっぽい傾向にあるので、それが自分の残念な点なんですよね。もう下がるとどうにもならなくて。

なんか愚痴日記みたいになってますね。すみません。


>お慎
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あれから、二年が経ちました。相変わらず和さんは、三ヶ月に一度の日を心待ちにして過ごす日々を送っています。慎吾もまた、同様でした。
和さんは三回生になり、季節は十月を迎えていました。今日は慎吾に会いに行く日です。いつもどおり、バックパックに自分の書いた日記とお土産を詰め込んで、屋敷へと向かいました。その日も慎吾は玄関で待っていました。慎吾が和さんを迎える時の表情はいつも変わりません。待ちわびていた事を、嬉しそうな笑顔が伝えてくれました。その変わらない慎吾の想いに、嬉しさと、しかし少しの後ろめたさとを感じるのでした。

初めて、慎吾を抱いたのは高校二年の秋でした。慎吾の事を好きでした。しかしその日から、慎吾に対する気持ちは和さんの中で一部内容の違うものに変化していました。それは、こいつを繋ぎとめておく為なら何だってしてやるいう、どす黒い感情でした。

慎吾で部室に二人きりになると、背後から急に抱きしめました。甘く名前を読んで、こちらを向かせ、髪に手を差し込んで深く口付けました。腰に手をやり、より身体を引き寄せました。その後ぼうっとしている慎吾の頭をあやすように撫で、帰るかと、優しく言いました。慎吾はただ頷いていました。
誰もいない家に呼んだ時は、再び慎吾を抱きました。大事に扱い、熱っぽく好きだと囁きました。お前程大事なものは無いのだと、態度でずっと示してきました。そうして自分しか見えないように仕向けようとしました。心の隙を突くように、ふとした瞬間に、これでもかと見せ付けるかのように愛情を注ぎ込みました。自分無しではいられないように。
初めての時に、確かに慎吾は自分の手に落ちてきたと感じていましたが、駄目押しのように何度も繰り返しやりました。まるで親離れする子供の自立心を削ぐように、自分という存在から離れられない恋人に仕立てようと、そんな状況に追い込もうとしました。

慎吾はいつだって和さんを見ていました。大好きだと、例え親に反対されようが、殆ど会えない日々でさえ乗り越えて、今も和さんの事をただただ好きでいるのでした。
慎吾は最初から和さんのことをとても好きでいたのは間違いありませんでした。しかし和さんはそこに黒く染まった自分の感情でもって更に慎吾をからめ取ろうとしました。慎吾が今も一途に和さんを好きでいるのは、そのせいなのか、それとも本来の慎吾の好意から来るものなのか分かりませんでしたが、おそらく両方だろうと和さんは考えていたのでした。
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暫くと言いつつ二日空けて再開…。
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