だらだらと。
>人様の日記からとんだ先のサイトの記事がとても面白くてつい読みふけってしまいました。
”生きていく上でまったく知る必要の/ないボーイズラ/ブの最新事情まとめ”
とか、その他のレビュー記事もとても面白かったです。
また、別のサイトの記事ですが、”本当は怖い聖徳/太子「超劇画・聖/徳太子」”とか、色んな意味で凄すぎてもう…。
世の中には凄いものがあるんだな、っていう。どういう需要があって出来たマンガなのかが全然理解できないわけですが、読むのは男性…?なんでしょうか。
>お慎
------------------------------------
「…ごめん、慎吾、ちょっと事情がよく分からないんだけどな」
こめかみを押さえつつ、引きつり気味の表情でそう言います。
「だから、オレと和己は付き合ってたの!つーか、今でも続いてんだけどさ。オレの中では」
刺身を頬張りつつ慎吾が答えます。
「でもちゃんと約束守ってるし」
「ちょっと待ってくれ。全然分からないぞ。どういう事だ?一子(慎吾母の名前)さんも、もっと分かりやすく言ってくれないと」
「だから、慎吾は男の河合さんの事が好きで、これからも付き合っていきたいと思っているんですよ。私は一旦反対しましたけど」
慎吾の父が、和さんを凝視しました。和さんはただ、固まっていました。視線を外すことすら出来ません。
「な、なんだと?慎吾はホモだったのか?そうなのか?」
とにかく混乱が収まらない様子で、尚も問います。
「その辺はよくわかんねーけど、和己の事を凄く好きなのは間違いねえ。でも別に女の子も嫌いじゃねーよ」
「そ、それは一体…どういう事なんだ。パパは初めて聞く話ばっかりだぞ」
「今話しているじゃありませんか」
漬物をぽりぽりと租借しつつ慎吾の母が冷静に返します。ここで、慎吾の兄が口を開きました。
「話していませんでしたが、慎吾と河合君は確かに付き合っていました。男同士なんて普通では有り得ない事ですが、事実のようです。そして、二人は今も互いをずっと好きでいます。それを三年前、河合君が尋ねてきた日に知らされたんです」
慎吾の父はただ呆然と聞いていました。
「お袋は一旦別れるように言いましたが、慎吾も河合君も引きませんでした。極道だと知っても引き下がりませんでしたし、親と縁を切ることがあっても、河合君は慎吾と付き合いたいと言いました。そして、大学を卒業するまでの四年間、ケジメとして三ヶ月に一度しか慎吾に会わない。四年後、改めて交際の許可を貰いに来たいと言ったんです。それで、そこに関しては許可を出すに至りました」
「…許可、ってパパ何にも聞いて無いぞ?!」
「だってあなた、全然家にいないじゃありませんか」
「それは家族の為に頑張って働いてるからだろう?いや、そうじゃない。そういう事じゃない。駄目だ。駄目だ駄目だ。慎吾がよりによって男と付き合うだなんてパパ絶対許さないぞ」
「もうずっと付き合ってたんだけど」
「つ、付き合ってた、って事はまさか。ま、まさか慎吾がそんな、男、と…」
がたがたと震えたかと思うと、顔色がみるみる青白くなっていきました。
「と、とりあえず」
「とりあえず何ですか」
相変わらず平静に食事を続けながら慎吾の母が先を促します。
「河合君には東京湾に沈んでもらって」
ええええええええ?!!和さんは絶叫しました。脳内でです。
------------------------------------
”生きていく上でまったく知る必要の/ないボーイズラ/ブの最新事情まとめ”
とか、その他のレビュー記事もとても面白かったです。
また、別のサイトの記事ですが、”本当は怖い聖徳/太子「超劇画・聖/徳太子」”とか、色んな意味で凄すぎてもう…。
世の中には凄いものがあるんだな、っていう。どういう需要があって出来たマンガなのかが全然理解できないわけですが、読むのは男性…?なんでしょうか。
>お慎
------------------------------------
「…ごめん、慎吾、ちょっと事情がよく分からないんだけどな」
こめかみを押さえつつ、引きつり気味の表情でそう言います。
「だから、オレと和己は付き合ってたの!つーか、今でも続いてんだけどさ。オレの中では」
刺身を頬張りつつ慎吾が答えます。
「でもちゃんと約束守ってるし」
「ちょっと待ってくれ。全然分からないぞ。どういう事だ?一子(慎吾母の名前)さんも、もっと分かりやすく言ってくれないと」
「だから、慎吾は男の河合さんの事が好きで、これからも付き合っていきたいと思っているんですよ。私は一旦反対しましたけど」
慎吾の父が、和さんを凝視しました。和さんはただ、固まっていました。視線を外すことすら出来ません。
「な、なんだと?慎吾はホモだったのか?そうなのか?」
とにかく混乱が収まらない様子で、尚も問います。
「その辺はよくわかんねーけど、和己の事を凄く好きなのは間違いねえ。でも別に女の子も嫌いじゃねーよ」
「そ、それは一体…どういう事なんだ。パパは初めて聞く話ばっかりだぞ」
「今話しているじゃありませんか」
漬物をぽりぽりと租借しつつ慎吾の母が冷静に返します。ここで、慎吾の兄が口を開きました。
「話していませんでしたが、慎吾と河合君は確かに付き合っていました。男同士なんて普通では有り得ない事ですが、事実のようです。そして、二人は今も互いをずっと好きでいます。それを三年前、河合君が尋ねてきた日に知らされたんです」
慎吾の父はただ呆然と聞いていました。
「お袋は一旦別れるように言いましたが、慎吾も河合君も引きませんでした。極道だと知っても引き下がりませんでしたし、親と縁を切ることがあっても、河合君は慎吾と付き合いたいと言いました。そして、大学を卒業するまでの四年間、ケジメとして三ヶ月に一度しか慎吾に会わない。四年後、改めて交際の許可を貰いに来たいと言ったんです。それで、そこに関しては許可を出すに至りました」
「…許可、ってパパ何にも聞いて無いぞ?!」
「だってあなた、全然家にいないじゃありませんか」
「それは家族の為に頑張って働いてるからだろう?いや、そうじゃない。そういう事じゃない。駄目だ。駄目だ駄目だ。慎吾がよりによって男と付き合うだなんてパパ絶対許さないぞ」
「もうずっと付き合ってたんだけど」
「つ、付き合ってた、って事はまさか。ま、まさか慎吾がそんな、男、と…」
がたがたと震えたかと思うと、顔色がみるみる青白くなっていきました。
「と、とりあえず」
「とりあえず何ですか」
相変わらず平静に食事を続けながら慎吾の母が先を促します。
「河合君には東京湾に沈んでもらって」
ええええええええ?!!和さんは絶叫しました。脳内でです。
------------------------------------
PR
この記事にコメントする