だらだらと。
>お慎(短くてすみません…。)
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「慎吾、怒ってるか、まだ」
「…当たり前だろ」
慎吾の声にはこれまで聞いたことのないほどの怒りが感じられました。
「許してくれ。こうする事しか思いつかなかった。お前の側にいるには」
「何でだよ!普通に付き合えばいいじゃねえか!何でわざわざこっちに来る必要があるんだよ。組にいる限り、色んなものに捕われる。ウチはまだ緩いけど、それでもヤクザなんだよ」
「だけど、お前も歩いてきた道だろ?」
「オレとお前じゃ全然状況が違う!」
何故分からないんだと言いたげに、もどかしそうに慎吾は言います。
しかし和さんには別の思いがありました。
(お前は一癖も二癖もあるように思われてるけど、性根の部分では凄く正直で良いヤツだ。だから、感じなくてもいい責任を感じてる。オレはまたお前を縛ったんだ。お前の為にオレが組に入ったという事実が、お前を縛るんだ。オレの事で責任を感じている限り、お前はオレから離れられないんだ)
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「慎吾、怒ってるか、まだ」
「…当たり前だろ」
慎吾の声にはこれまで聞いたことのないほどの怒りが感じられました。
「許してくれ。こうする事しか思いつかなかった。お前の側にいるには」
「何でだよ!普通に付き合えばいいじゃねえか!何でわざわざこっちに来る必要があるんだよ。組にいる限り、色んなものに捕われる。ウチはまだ緩いけど、それでもヤクザなんだよ」
「だけど、お前も歩いてきた道だろ?」
「オレとお前じゃ全然状況が違う!」
何故分からないんだと言いたげに、もどかしそうに慎吾は言います。
しかし和さんには別の思いがありました。
(お前は一癖も二癖もあるように思われてるけど、性根の部分では凄く正直で良いヤツだ。だから、感じなくてもいい責任を感じてる。オレはまたお前を縛ったんだ。お前の為にオレが組に入ったという事実が、お前を縛るんだ。オレの事で責任を感じている限り、お前はオレから離れられないんだ)
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