だらだらと。
>一旦ネットで予約した飛行機のチケットを、旅行会社で取り直してきました。(というのもJTBの商品券が手に入ったので)
七面倒くさい話にも店員さんは感じよく付き合ってくださって、とても有難かったです。
>お慎
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「あなた、河合さんの言っている事は本当ですの?」
「人事部に一任してある」
苛立たしげに、悟は携帯を取り出し、通話を始めました。短く会話をやり取りした後、和さんが確かに採用され、入社している事実を確認するとすぐに通話ボタンを切りました。
「お前…」
「ご存知かと思っていました。それで入社は認めて頂けたのかと」
「よくもぬけぬけと。知っていたら却下していたに決まっている」
「人事部の方が採用を決めたのにですか?」
「認められるわけが無いだろう。お前はただの一般人じゃない。慎吾と付き合いたいなどと言ってる輩だぞ」
「男であることが勿論、許していただけない理由である事は分かっています。ですがどうか、お願いいたします。慎吾の人生を奪うつもりはありません。慎吾が許してくれる限りの間、共に居させてください。その後はただ見守っていたいだけなんです」
「……!」
「親父、オレ絶対和己といるから。何言われても絶対」
慎吾の目には後には引かない、堅固な光が宿っていました。何をするか分からないという危機感が、悟の脳裏をよぎります。
「あなた、ひとまずここはお開きに致しましょう。お互いに落ち着いて物を考えられないと思います」
そう一子が言うと、悟は和さんをねめつけ、荒々しい足取りでその場を後にしました。そうして、慎吾や和さんも広間を後にしたのでした。
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昨日は切れ所が無くて長くなってしまいましたが、今回は短くなっちゃいました。
七面倒くさい話にも店員さんは感じよく付き合ってくださって、とても有難かったです。
>お慎
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「あなた、河合さんの言っている事は本当ですの?」
「人事部に一任してある」
苛立たしげに、悟は携帯を取り出し、通話を始めました。短く会話をやり取りした後、和さんが確かに採用され、入社している事実を確認するとすぐに通話ボタンを切りました。
「お前…」
「ご存知かと思っていました。それで入社は認めて頂けたのかと」
「よくもぬけぬけと。知っていたら却下していたに決まっている」
「人事部の方が採用を決めたのにですか?」
「認められるわけが無いだろう。お前はただの一般人じゃない。慎吾と付き合いたいなどと言ってる輩だぞ」
「男であることが勿論、許していただけない理由である事は分かっています。ですがどうか、お願いいたします。慎吾の人生を奪うつもりはありません。慎吾が許してくれる限りの間、共に居させてください。その後はただ見守っていたいだけなんです」
「……!」
「親父、オレ絶対和己といるから。何言われても絶対」
慎吾の目には後には引かない、堅固な光が宿っていました。何をするか分からないという危機感が、悟の脳裏をよぎります。
「あなた、ひとまずここはお開きに致しましょう。お互いに落ち着いて物を考えられないと思います」
そう一子が言うと、悟は和さんをねめつけ、荒々しい足取りでその場を後にしました。そうして、慎吾や和さんも広間を後にしたのでした。
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昨日は切れ所が無くて長くなってしまいましたが、今回は短くなっちゃいました。
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